流れ漂うオフィーリア
今勤めてる会社の真横には神田川が流れています。
今日の昼過ぎ、同僚が「すっげーのが流れてきたぞ！」と騒ぎはじめました。普段から良く鯉の死体が浮いてたり（それをウミネコがついばんでたりする）、何匹ものミドリガメが泳いでたりするので、最初はいつものことでしょって感じで無視してたんですが、みんながあんまり騒ぐので私も気になってきて見てみました。そしたら・・・なんと女性の水死体が流れてました。
見た瞬間、えええええー！ってすごくびっくりして固まってしまいました。見ちゃいけないものだと。でも、川に浮かぶ女性の姿があまりにも非現実的で理不尽だったので、オフィーリアの絵を思い出しました。彼女にいったい何があったんだろう・・・。その日に限って川の流れが穏やかで、とてもゆっくりと流れ漂ってました。
当然、野次馬がわんさか集まってました。何しろ駅近の橋からばっちり見える位置だったので橋はもうすずなり状態。そして野次馬の大半が写メしててびっくり。私の会社のゆとり世代女子もバシバシ撮りまくりでドン引きしました。「友だちにメールで送る！水死体なう！！」とかはしゃぎまくりでした。・・・最低です。「そんなことしてると、自分が死んだ時に知らない人がわんさか写真撮りに来ますよ。」って言ってやったら「マネキンだって言えば平気っすよー」だと。バチあたりめ。
そんなたくさんの好奇の目にさらされてて、すごく気の毒でした。
今日は衝撃的な1日でした。
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