2007/11/28 水曜日

くえない中高年

Filed under: ひとりごと — mai @ 10:38:19

なんで中高年はあんなに厚かましくてみっともないのか?
特におばさんが極端にマナーが悪かったり非常識だったりする。

■哀れなモスグリーン
始発駅、帰宅ラッシュ時のホームで、1つの乗車口に30人ほどが整列して電車が来るのを待っていた。座れるのは前から3番目までくらいだろう。6番目くらいに並んでる私はもちろん座れない。ほとんどの人が座れないのは承知の上で並んでいるのだ。よくある「3列にお並びになってお待ちください」方式なのだが、その時はたまたま最前列は2列だった。と、そこへおばさんがトコトコやって来た。モスグリーンのツーピースを上品に着こなし、お化粧はやや厚め、髪もバッチリセットしてる、どっからどー見ても何かの会合帰りのおばさん。彼女は列の最後尾ではなく、2列の最前列へ歩いて行き、「いち、にい・・・」と並んでる2人を指差しながら大きな声で数え始めた。そして「さんっ!よしっ・・・と!!」と言って最前列の3列目にジャンプしながら収まったのだった。瞬間、このおばさんが虫けらに見えた。そこまでして座りたいのか・・・なんだか哀れだった。

■私物化する
これまた電車の話。車内はかなり混んでいて、私はシルバーでない座席前の吊革につかまっていた。隣にはおばさんAが立っていて、Aの前に座ってるおばさんBと世間話をしている。AとBは友達同士らしい。ある駅で停車した時、私の前の席が空いた。お!座れる。ラッキーと思って座ろうとしたら、おばさんBがドンっと自分のカバンを空いた席に置き、Aに「ほら、空いたわよ。座りなさいよ」と言った。Aは私が座ろうしてたのを見てたので(と言うかBだって見てた)「いいわよいいわよ」と困惑ぎみ。(※断っておくけど、この2人はまだシルバーじゃありません。現役バリバリのおばさんで、席を譲る必要性は皆無。) 私は思わずムっとしてしまい、Bをガン見した。Bは「だって、私のお友達なのよ?私の隣の席なのよ?」みたいな顔してツーンと澄ましてる。そんなBを見てたらなんだか下らなくなってきて、急激に冷めてしまった私は、Aに「どうぞ座ってください」と席を譲ったのだった。

■ありがとうが言えない
私は良く人から道を尋ねられる。ある日、JR板橋駅で人待ちをしていると、東洋系の外人さんに道を尋ねられた。どうやら日本語学校を探しているらしい。カタコトの日本語で一生懸命「日本語学校がこのあたりにあるハズなんだけど、どこにある?」と言っている。パッと見渡しても日本語学校は見当たらないし、駅前に立てられている駅周辺地図を見ても日本語学校は見当たらない。おかしいな・・・と思い、地図は無いか?と聞くと、東洋氏はニコニコして日本語学校の地図を見せてくれた。地図を見てみると、確かに駅周辺に日本語学校がある。おや、ちょっと待て。この地図の駅は・・・JR飯田橋じゃないか!「Itabashi」と「Iidabashi」。ローマ字にしてみると確かに紛らわしい。「イタバシ」と「イイダバシ」。カタカナにするともっと紛らわしい。私は東洋氏を切符売り場へ連れて行き、とりあえずJR飯田橋駅まで行きなさい!と言ってその場を離れたのだった。
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以上の話は余談として。道を尋ねてくるおばさんの話。
唐突に「このあたりにおまんじゅう屋があるって聞いたんだけど、どこかしら?」だの「○○っていうバス停へはどう行けばいいの?」だのと尋ねてくる。たいがい夫婦2人連れか友達数人連れで、道に迷って軽くパニック状態になってる事が多い。道を尋ねられた方としては迷わないように懇切丁寧に説明してあげる。でも、相手はただのおばさんならともかくパニックなおばさんだ。人が説明し終わるか終わらないかのうちに「あっちだってさ!ぎゃっはははは!」「やっだー!逆じゃないのー!やーねぇ」とか言いながらニギニギしく遠ざかって行くのだった。おい。礼は言わんのか礼は。私は1人ぽつねんと、親切心を無駄遣いしてしまった気分になるのだった。

みっともないおばさんにならないように気をつけましょう。

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