2013/1/28 月曜日

今日考えたことをまとめました(長文)

Filed under: ひとりごと — mai @ 20:32:16

先日の話。

仕事帰りに1人カウンター席で飲んでたら、隣の席の60代後半くらいのおじさんが話しかけてきた。
おじさんはその店のご常連らしく色んな話を聞かせてくれた。ここに来たらモツ煮は食べとかないととかそんな話等々。
で、しばらく話して会話が弾んできたころでおじさんがおかしなことを言った。
「早く奥さんもらって、子供つくりなさいよ。そしたら男としての器も大きくなるよ」
その時は聞き流すことにしたけど、おじさんはまた同じようなことを言ってくる。
ちょっと悩んだけど、これ以上放置すると話がややこしくなって面倒だなぁと思ったので、おじさんに私が女性であることを教えた。
おじさんは「えぇっ!!」とマスオさん風に驚き混乱していた。そして混乱がおさまった頃に嵐のように謝罪してきた。
「ほんっとにごめんなさい!いやいや、申し訳なかった・・・」
そのことでおじさんと私は一気に打ち解け、その後も談笑しながらしばらく一緒にお酒を飲んだ。なかなか楽しかった。

実は、子供の頃から良く男性に間違えられる。
子供の頃なんていっそ男の子に生まれてたら良かったのにってくらい、しょっちゅう間違えられていた。
短髪で声が低いせいだろう。他にも理由がありそうな気がするが・・・まぁそれは置いといて。

それでも歳を重ねるにつれて頻度が減ってきて、今回間違えられたのは2年ぶりくらいだ。久しぶりに間違えられたので『男性に間違えられた時の対処法』について考察してみた。
ただ間違えられるだけではつまらない。

1.間違えてる人のパターン
先述のおじさんのように、私のことを男性だと思って話しかけてくる人は、私のことを100%男性だと思い込んでいる。「もしかしてこの人はそっち系の人なんじゃなかろうか」という憶測もすっ飛ばして「この人は男性である」という確信とともに話しかけてくる。

2.実は女性であるという驚愕
この人は男性であると確信しているもんだから、実は女性なんですよねと告げると先述のおじさんのようにとても驚いて混乱する。非礼を詫びることも忘れて混乱する。そして平に謝るの図になる。

3.自分の性別を明らかにすることのバカバカしさ
世の中の常識から言うと、男性を女性だと間違えることと女性を男性だと間違えることだと、どっちかと言うと後者の方が失礼。私が実は女性であることを知った人は、ものすごく申し訳なさそうにしてる。
もう慣れている私は、私に申し訳なさそうにしてる相手を見て申し訳なくなってしまう。なので「いつものことなので大丈夫ですよ」と慰めることになる。
で、自分が女性であることを明かす瞬間、いっつも違和感を覚える。自分の性別を明らかにすること。それってとってもバカバカしいし、滑稽ですらある。口にするのも恥ずかしい。
例えて言うなら、ネタの説明をするくらい恥ずかしいしめんどくさい。

以上のことを仕事帰りの電車に乗ってる間に分析して、今後男性に間違えられた時の対処法を考えてみた。

では、過去の事例をもとに、私が考えた対処法を書いていこうと思う。

事例)デパートのトイレにて
デパートのトイレに入ったら、混んでいたので順番待ちの列に並んだ。そしたら私を一瞥した前のおばさんが「ここ女子トイレですよ」と咎めるような口調で言ってきた。私はやれやれまたかと思いつつ「女子です」と簡潔におばさんに告げた。おばさんは鳩が豆鉄砲くらったような顔をして平に謝(以下略)。

ここでひとつ反省したい点がある。
それは自分の性別が女性であることを相手に告げてしまったことだ。
3で書いたように非常にバカバカしいので、もう言わないことにした。
そうすればきっと以下のようになるだろう(妄想)。

妄想1)女子トイレであることを再認識してみる
おばさん「ここ女子トイレですよ」
わたし「そうですね」
おばさん「・・・通報しますよ!」
わたし「どうぞどうぞ」

・・・これは結果としておばさんが恥をかくことになる。
面白いけどちょっと好戦的というか、あまり好ましくない結果になる。

妄想2)女子トイレに入った偶然に感謝してみる
おばさん「ここ女子トイレですよ」
わたし「え?あ、いや、そうじゃないかなーと思ってたんですよ。
良かった!ちゃんと女子トイレでしたか!ありがとうございます。」
おばさん「・・・(何かおかしいわね)」
わたし「・・・(ニコニコ)」
おばさん「あらやだ!あなた女性なのね!ごめんなさいね~」
わたし「いい(以下略)」

うん。これならわりかし面白いし平和的な結末を迎えられそうだ。
ひょっとしたら恐縮したおばさんがパフェとかごちそうしてくれるかもしれない。
今度間違えられたら、自分から告げるのではなく、相手に気付いてもらう方向に持っていこうと思う。

また男性に間違えられたい。

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